ぼくのJ2ライフ

気づけばJ1よりもJ2の観戦歴の方が長くなってしまったジェフサポのブログ。 コンセプトは「常に前向きに、ユーモアを忘れずに」

データ分析

フクアリでエンドチェンジされた場合のジェフの戦績(2016年3月26日時点)

ホーム3試合目にして、今年も始まりました、対戦相手によるエンドチェンジ。

今年はスタメンが全員新加入選手なので、「逆にこっちの方がやり慣れてるわー」くらいの感じを期待したのですが、結果はスコアレスドロー。まだ1試合なのでなんとも言えませんが、やっぱり慣れの問題ではないのかもしれません。

というわけで、今回は数字だけ更新します。データの取り方、計算方法などについては、以前書いたこちらの記事をご参照ください。→「ジェフは本当にエンドチェンジされると弱いのか?」

2010年以降、フクアリでエンドチェンジされた試合の一覧
(もし漏れがあったら教えてください!)

2010年第18節 ジェフ0-3札幌(前0-1, 後0-2)
2011年第02節 ジェフ2-0湘南(前1-0, 後1-0)
2011年第20節 ジェフ1-1熊本(前1-1, 後0-0)
2011年第31節 ジェフ2-3群馬(前1-1, 後1-2)
2012年第15節 ジェフ4-0熊本(前3-0, 後1-0)
2012年第37節 ジェフ2-0群馬(前2-0, 後0-0)
2012年第38節 ジェフ1-2大分(前1-0, 後0-2)
2013年第40節 ジェフ0-2長崎(前0-2, 後0-0)
2014年第16節 ジェフ1-0愛媛(前1-0, 後0-0)
2014年第23節 ジェフ1-1長崎(前0-0, 後1-1)
2014年第26節 ジェフ0-0横浜(前0-0, 後0-0)
2014年第35節 ジェフ3-0福岡(前0-0, 後3-0)
2014年第37節 ジェフ2-1大分(前1-0, 後1-1)
2015年第04節 ジェフ1-0岡山(前0-0, 後1-0)
2015年第14節 ジェフ1-1金沢(前0-0, 後1-1)
2015年第23節 ジェフ1-2群馬(前0-1, 後1-1)
2015年第27節 ジェフ1-1徳島(前0-0, 後1-1)
2015年第37節 ジェフ2-2大分(前0-2, 後2-0)
2016年第05節 ジェフ0-0群馬(前0-0, 後0-0) ※今回追加

(番外編:2015年天皇杯2回戦 ジェフ1-0岐阜(前1-0, 後0-0))

ちなみに、群馬はこれで大分を抜き、フクアリでエンドチェンジをした回数(4回)が単独トップになりました!(当社調べ)
おめでとうございます!

上記の試合の平均:
勝ち点1.47、得点1.32(前半0.58、後半0.74)、失点1.00(前半0.42、後半0.59)

エンドチェンジがなかった試合の平均:
勝ち点1.93、得点1.70、失点0.94

エンドチェンジがなかった試合の平均(過去にエンドチェンジをしたことがあるチームとの対戦限定):
勝ち点2.05、得点1.88(前半0.63、後半1.24)、失点0.83(前半0.37、後半0.46)



松下め!!(笑)

ジェフは本当にエンドチェンジされると弱いのか?(10/20追記)

※2015/10/20 大分戦の結果を踏まえて、数字を最新のデータに更新しました。見にくくてすみませんが、見せ方は今後また考えます。

久しぶりの更新です。気づけば今年のJ2も3分の2が終わり、残すところ後14試合となりました。ジェフは春先の勢いはどこへやら、現在11勝9分8敗の7位で、今年もJ1昇格に向けて厳しい戦いが続いています。

そして、今週末の対戦相手は勝ち点と得失点差でジェフと並んでいる8位のV・ファーレン長崎ですが、長崎と言えばエンドチェンジ。というよりも、「高木琢也と言えばエンドチェンジ」と言った方が正確かもしれません。とにかく、ちょうど良いタイミングなので、フクアリでエンドチェンジされた場合の「効果」について、データを元に分析してみたいと思います。

データはINUUNITEDさんの記事から引用させていただいています!

フクアリでのエンドチェンジに果たして意味はあるのか。

このテーマには、以前から個人的に凄く関心があって、データの分析をしたいと思っていたのですが、過去にフクアリでエンドチェンジされた試合を全て洗い出すのが無理そうなので、半ば諦めていました。ところが、先日、INUUNITEDさんが手間暇かけてフクアリでエンドチェンジされた試合の一覧表を作ってくれていました(そして、その記事のコメント欄で漏れていた試合についても記載してくれている方がいました)ので、そのデータを元に分析していきたいと思います(なお、もしまだ漏れがありましたら、ぜひ教えてください。この記事の中の数字も随時アップデートしていきたいと思っています。)。

で、その一覧表がこちら。そのままコピペするのも何なので、僕の方で前後半のスコアも付け加えています。

2010年以降、フクアリでエンドチェンジされた試合の一覧

2010年第18節 ジェフ0-3札幌(前0-1, 後0-2)
2011年第02節 ジェフ2-0湘南(前1-0, 後1-0)
2011年第20節 ジェフ1-1熊本(前1-1, 後0-0)
2011年第31節 ジェフ2-3群馬(前1-1, 後1-2)
2012年第15節 ジェフ4-0熊本(前3-0, 後1-0)
2012年第37節 ジェフ2-0群馬(前2-0, 後0-0)
2012年第38節 ジェフ1-2大分(前1-0, 後0-2)
2013年第40節 ジェフ0-2長崎(前0-2, 後0-0)
2014年第16節 ジェフ1-0愛媛(前1-0, 後0-0)
2014年第23節 ジェフ1-1長崎(前0-0, 後1-1)
2014年第26節 ジェフ0-0横浜(前0-0, 後0-0)
2014年第35節 ジェフ3-0福岡(前0-0, 後3-0)
2014年第37節 ジェフ2-1大分(前1-0, 後1-1)
2015年第04節 ジェフ1-0岡山(前0-0, 後1-0)
2015年第14節 ジェフ1-1金沢(前0-0, 後1-1)
2015年第23節 ジェフ1-2群馬(前0-1, 後1-1)
2015年第27節 ジェフ1-1徳島(前0-0, 後1-1)
2015年第37節 ジェフ2-2大分(前0-2, 後2-0)※2015/10/20追加

(番外編:2015年天皇杯2回戦 ジェフ1-0岐阜(前1-0, 後0-0))

上記を元に1試合ごとの平均を計算すると、勝ち点1.531.50、得点1.351.39(前半0.650.61、後半0.710.78)、失点1.001.06(前半0.350.44、後半0.650.61)という結果になります。

フクアリでのJ2リーグ戦で、エンドチェンジがなかった場合の平均値

このデータだけでは無意味なので、同じ対象期間、つまり2010年から現在までの間にフクアリで行われたJ2リーグ戦全試合のデータをJリーグ公式データサイトで調べて、上記の各試合を除いた平均値を計算します。これで、2010年以降のフクアリで行われたリーグ戦で、エンドチェンジがなかった場合のデータが出ます。

途中計算は省いて結果だけ書くと、エンドチェンジがなかった場合の平均は、勝ち点1.921.92、得点1.741.72、失点0.970.95になりました(前後半の内訳は不明)。

上の数字と比較すると、エンドチェンジがあったかどうかで失点数はそれほど変わりませんが、得点の平均値が大きく下がり、その結果、平均勝ち点もかなり下がっていることが分かります。分かりやすく比べると、平均勝ち点1.92というのは、現在のジュビロを少し上回るくらいのペースで、平均勝ち点1.53というのは、ちょうど現在のジェフくらいのペースです。エンドチェンジの有無で、このくらいの差が生じてしまっています。

ただし、上記の数字は単純に比較できない可能性があります。なぜなら、フクアリでエンドチェンジをしてくる相手が偏っている可能性があるからです。分かりやすく言うと、上の試合一覧を見れば分かるとおり、その年のJ1昇格最有力候補と目されるようなチームがエンドチェンジをしてきたことはこれまでなく、どちらかというと、ジェフよりも順位が下のチームがエンドチェンジをしてくるケースが多いです。また、特定のチームが何度もエンドチェンジをしている傾向も窺えます。そこで、念のため、過去にフクアリでエンドチェンジをしてきたことがあるチームとの試合だけを対象に、エンドチェンジがなかった場合の成績を集計してみます。

この作業が地味に大変で、やり始めたことを途中で後悔しかけたわけですが、その結果はこちら。

過去にフクアリでエンドチェンジをしたことがあるチームとの対戦で、エンドチェンジがなかった試合の平均値

平均勝ち点2.002.00、得点1.951.90(前半0.650.67、後半1.301.23)、失点0.860.85(前半0.410.38、後半0.460.46)。

さっきの数字よりも極端な数字が出てしまいました。

もちろん、複数のチームの複数の年度にまたがる結果を強引に合算しているので、あまり緻密な数字ではないのですが、ざっくり言うと、フクアリで過去にエンドチェンジをしたことがあるチームから見ると、エンドチェンジをするだけでその試合のジェフのゴール数を平均で0.60.51減らすと同時にジェフの失点数を0.140.21増やすことができ、結果として、ジェフの平均勝ち点を0.470.5減らすことができたということになります。

ここで何より注目すべきは、前後半の内訳です。エンドチェンジの有無にかかわらず、ジェフの前半の平均ゴール数はほぼ同じで、失点数もそれほど変わりませんが、後半については、エンドチェンジがあった場合にはジェフの平均得点が1.301.23から0.710.78に激減し、平均失点も0.460.46から0.650.61に増加することが分かります。

こうして見ると、フクアリでエンドチェンジする効果はかなり大きく、ジェフの対戦相手がコイントスに勝てば必ずエンドチェンジをしてくるというのは、彼らの立場からする合理的な戦略であると言わざるをえないでしょう。

対策はあるのか?

ではこうしたデータを踏まえて、サポーターに何かできることはあるのでしょうか?

まず、エンドチェンジをされてしまうことに関しては、はっきり言ってどうしようもありません。当然ですが、コイントスで負ける確率は5割ですし、「コイントスに勝ったら必ずエンドチェンジ!」と相手が事前に決めていたら、5割の確率でエンドチェンジはされちゃいます。

エンドチェンジされた後のブーイング、についてはどうでしょう。上の数字から分かるように、エンドチェンジされただけでその試合の両チームの合計得点数の期待値が2.812.75(あるいは2.712.67)から2.352.45に下がりますし、特にジェフのゴール裏の観客にとっては、ジェフのゴールを目の前で見られる確率が一気に半分くらいに下がるわけなので、「金返せ」という意味でのブーイングはありだと思います。ただ、相手はまさにロースコアゲームに持ち込むことが狙いなのですから、どんなにブーイングされても、機会があればエンドチェンジをし続けるでしょう。また、試合開始前からブーイングが鳴り響くスタジアムはちょっと嫌だな、と感じる人たちもいるかもしれません。

むしろ逆に、エンドチェンジがなかった場合には、大歓声でゲームキャプテンを迎えるというのはどうでしょう?エンドチェンジがないことが確定した瞬間、その試合でジェフが勝つ確率が上がるわけですから、点が入った場合などと同様に、その時点で喜んでも全くおかしくはないはずです。選手は歓声の理由が分からないかもしれませんが、味方のサポーターからの歓声なら悪い感じはしないでしょう。

そもそも、なんで前後半に攻めるエンドが変わるだけでこれだけ数字に差が出るのかといえば、サポーターの声援の力以外には考えられません。ジェフのゴール裏については色々と言われていますが、この数字はまさにジェフのゴール裏とその近くで応援している人たちの力の証。エンドチェンジに弱いことをネガティブにとらえる必要は全くないのではないでしょうか。

とはいえ、エンドチェンジされてしまった場合に手をこまねいて見ているわけにはいきません。難しいですが、とりあえず上記の数字の違いがあることを認識した上で、「いつも以上に気合を入れて応援する」、「普段以上に前半のスコアが大事になることを意識して、試合開始から終盤のようなテンションで応援する」、「アウェー側のゴール裏近辺の人もできるだけ頑張って応援する」などができれば、多少は数字も変わってくるのではないかと思います。最終的には、エンドチェンジの有無によって成績に有意な差が出ないようにして、「エンドチェンジしても意味ないよ」って相手に思わせられるようになるといいですね。

※2015/10/20追記:修正したデータを見ると、エンドチェンジの有無による成績の差が、前よりも小さくなってきています。この傾向が今後も続くのか、引き続きフォローしていきたいと思います。もちろん、これ以上エンドチェンジされないのが一番ですが。
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J1に定着するために、ジェフが今季目指すべき数字

長かったような短かったようなシーズンオフが終わり、ついに明日から、2ステージ制「じゃない方」のJ2リーグが開幕します。3年連続プレーオフで敗退しているジェフですが、今年こそ念願の昇格を勝ち取って欲しいですね。

さて、プレーオフで敗退すると必ずサポーターから聞かれるセリフとして「どうせプレーオフで昇格しても1年で降格するところだった。来年は自動昇格を目指そう。」というものがあります。たしかに、一昨年の大分と去年の徳島は、一度も残留争いに加わることもないまま1年でJ2に降格しています。しかし、もしジェフが昇格していたら、同じように1年で降格していたんでしょうか?

これについてSoccer D.B.の管理人さんが、面白いデータを公開していたのでご紹介します。http://www.plus-blog.sportsnavi.com/soccer-db_2014/article/69

詳細はこのリンク先の記事を読んでいただきたいのですが、僕が特に面白いと思ったのは、過去10年のJ1昇格チームのJ2での成績を調べた結果、
・1試合平均得点1.4以下のチーム
・1試合平均シュート10以下のチーム
・1試合平均被シュート11.5以上のチーム
は全て1年で降格しているということです。もちろん、これらの条件に当てはまらなければ必ず残留できるということではないのですが、これらの条件の1つにでも当てはまってしまうと必ず1年で降格してしまうという意味で、これらの数字を上回ることがJ1残留のための最低条件と言うことができそうです(ちなみに、平均失点について同じような条件が成立していないことも興味深いです。失点が多くても攻撃力がそれを上回っていればJ1でも通用する可能性はありますが、その逆は成り立たないということでしょうか。)。

そして、去年のジェフの数字を調べると、以下の通りになります(このデータもSoccer D.B.さんのHPから拝借しています。)。

<2014千葉>
得点1.28 シュート13.05
失点1.05 被シュート11.70

見事に、得点1.4以下、被シュート11.5以上の2つの条件を満たしていますので、余裕で1年で降格していたであろうことが分かります。あー、去年昇格していなくて良かった(棒)。

ちなみに、関塚監督が指揮をとるようになってからの試合に限定しても、以下のようになっており(これは僕が頑張って集計しました。)、同じ2つの条件を満たしてしまいます。

<2014千葉(関塚体制)>
得点1.32 シュート12.73
失点0.86 被シュート12.68

なお、鈴木体制よりも関塚体制の方が、シュート数が減って、被シュート数が増えていることが分かります(得点と失点の数字はいずれも改善されていますが。)。関塚監督は、今季の目標の一つとしてシュートの決定率を上げることを掲げていますが、J1昇格後のことも見据えるのであれば、被シュート数を減らすことも同じくらい重要になるのではないでしょうか。

ついでに、一昨年以前のジェフの数字も書いておくと、以下の通りです。

<2013千葉>
得点1.60 シュート11.21
失点1.16 被シュート12.35

<2012千葉>
得点1.48 シュート11.98
失点0.77 被シュート9.27

<2011千葉>
得点1.21 シュート13.00
失点1.03 被シュート9.92

<2010千葉>
得点1.61 シュート13.61
失点1.03 被シュート10.50

2013年のジェフは被シュート11.5以上、2011年のジェフは得点1.4以下の条件をそれぞれ満たしており、(2011年にプレーオフはまだありませんでしたが)仮に昇格していたとしても、1年で降格していたであろうことが分かります。2012年と2010年のジェフは、いずれの条件にも当てはまりません。上に書いた通り、これで必ず残留できたということにはなりませんが、少なくとも残留の可能性はあったと言うことはできると思います。特に2012年は、最近の中でジェフがJ1に最も近かった年だったんだなと改めて感じさせられます。

とはいえ、いつまでも「たられば」の話をしていても仕方がないので、明日から開幕する新シーズンに目を向けましょう。上の3つの条件を回避することはもちろんですが、目標はさらに高く、今年こそ圧倒的な数字を残してJ2優勝して、胸を張ってJ1に戻れることを期待しています。

ケンペスは本当に右サイドからのクロスの方が得意なのか調べてみた

また前回の更新から大分間が空いてしまいました。前回の記事を書いたのは湘南戦の後でしたが、その後しばらく試行錯誤しつつも、ようやくバランスの良い戦い方ができつつあるように思います。具体的には、前々節の山形戦あたりから、足元につなぐパスと、シンプルに裏を狙うパスの使い分けのバランスが良くなり、さらに、前節の札幌戦から、大岩とキム・ヒョヌンのポジションを入れ替えた結果、守備のバランスも良くなってきたという印象です(正直、両選手の特徴を考えれば「もっと前から入れ替えるべきだったのでは?」とも思いますが。)。

さて、ジェフの調子が上がって気分もFUN!になってきたので、前から少し気になっていた疑問について調べてみました。

それは、「ケンペスは本当に右サイドからのクロスの方が得意なのか?」ということです。


「ケンペスは右サイドからのクロスの方が得意」という説は、おそらく西部謙司さんが「犬の生活」の中で書かれたのが最初だと思うのですが、たしかに今シーズン、左サイドからクロスが多く配給されているにもかかわらず(たしか中村のクロス数はリーグトップのはずです。)、ケンペスのゴールにはあまり結びついていません。昨シーズンを振り返ると、ケンペスはJ2の得点王だったわけですが、右サイドの(主に米倉の)クロスからの得点が多かったような印象があります。


しかし、(西部さんに喧嘩を売るつもりは全くないのですが、)去年は、単純にケンペスと米倉の相性が良かっただけのような気もします。また、チームの攻撃の形が右サイドに偏っており、左サイドよりも右サイドからのクロスの本数の方が絶対的に多かった気もします。


そこでまず、セレッソでの成績を調べたら何か分かるかなと思って、調べてみました。


ケンペスが2012年に在籍したセレッソ大阪で決めたゴールは合計9つ(リーグ戦で7点、ナビスコカップ・天皇杯で1点ずつ)です。このうち、サイドからのクロスを決めたものは5つで、いずれもヘディングで決めています。その内訳は、右からのクロスを決めたのが3本、左からのクロスを決めたのが2本でした。


(左から決めた2本の動画はこちら)

https://www.youtube.com/watch?v=Mjqx9UhQgqk

https://www.youtube.com/watch?v=k5P_zZcambY (210秒くらいから)


これを見ると、左右でそんなに差はなく、「結局はクロスの質の問題じゃないの?」という気がします。ただし、2012年のセレッソの左右からの攻撃のバランス(クロス数)が分からないので、これだけでははっきりとしたことは言えません。


次に、2013年のジェフでの成績を調べると、合計で23ゴール(リーグ戦で22点、天皇杯で1点)。このうち、クロスから決めたものは10ゴールで、その内訳は右からが8つ、左からが2つ(ただし、何をクロスと定義するかによってこの数字は当然変わってきます。僕がゴール集を見ていわゆるクロスからの得点だと判断したものをカウントしていますが、例えば、第6節北九州戦の2点目の、左からのクロスにあわせたシュートが一度GKに弾かれたところを押し込んだものなど、微妙なものがあるのも事実です。ちなみに、この得点はカウントしていません。)。この10ゴールには、足でシュートしたものも含まれているので、ヘディングに限定して数えると、合計8ゴール(右からが6つ、左からが2つ)でした。


この数字を見ると、たしかに右が多いのですが、昨シーズンに関して言えば、右サイドバックの米倉のクロス本数が非常に多かったのも事実です。単純比較はできませんが、エルゴラの「J2リーグ総集編2013」によれば、去年の米倉のクロス数は161、(主に左サイドバックだった)高橋峻希のクロス数は76と、倍以上の差があります。ちなみに、去年のケンペスの得点で、米倉からのクロスによるものは3つでした(スルーパスによるものも1つあるので、アシストは合計4つ)。イメージよりも少ない気がしますが、それだけ印象に残るゴールが多かったということかもしれません。ちなみに、高橋峻希のケンペスへのアシストは0でした。左からのアシストの2つは、第6節北九州戦のジャイール(コーナーキック)と、第12節愛媛戦の大岩です。


最後に、今年のデータを見てみます。今シーズンここまでのケンペスのゴール数は5つ。PKによる1点以外は全てクロスからの得点で、右からが2点(いずれもアシストは大塚)、左からが2点(いずれもアシストは中村)です。


今年は左からのクロスの方が多いはずなので、やはり右からのクロスの方が得点に結びついている確率は高いのかなと思います。


以上、長々と書いてきましたが、結論としては、結局よく分かりません(笑)。一昨年のセレッソではそこまで大きな差は出ていませんし、たしかに昨年は右からのクロスによる得点の方が大幅に多かったわけですが、それは、左右からのクロスの量と質の違いによる部分も大きいのではないかと思います。今年に関しては、左サイドから中村が質の高いクロスをたくさん上げていて、その割には左からの得点が少ないですが、ケンペスと中村の呼吸がまだ完全に合っていないだけかもしれません(昨年も、ケンペスが米倉のクロスから点をとったのは第11節が初めてでした。)。


何より、今年はケンペス自身のコンディションが悪すぎる気もします。たまたまこの写真を見つけてビックリしたのですが、ケンペスがこのくらい痩せてくれれば、右からでも左からでも関係なくゴールを決められるんじゃないかと思うのは僕だけでしょうか?!


http://www.jsgoal.jp/photo/00100000/00100030.html

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