開幕2試合目にして、初ゴール、初勝利、そして3度目のヤフー・トップニュース入りです。「今年のジェフは何かが違うぞ」と色々な人が思っているのではないでしょうか(もちろん皮肉です。)。


さて、日曜のファジアーノ岡山戦、僕はインフルエンザにかかってしまったためスカパー観戦だったのですが、(ちょっと意地悪に)振り返るとこんな試合でした。


前節栃木に完封負けしたジェフは、左MFに、チームの大黒柱・兵働選手でもワールド・谷澤選手でもなく(ちなみにどちらも柏から移籍してきてくれた選手)、柏から期限付移籍中のU-22代表・山中選手を引き続き起用。どちらもなかなか決定機を作れないストレスのたまる試合展開の中、高いシュート意識を再三見せていた山中選手が、後半34分に左足でズドン!強烈なミドルを決め、ふがいない戦いを続けるジェフを開幕2試合連続未勝利の危機から救ってくれました。


山中選手のように、才能豊かで将来性のある若手がレンタルで加入してくれると、どうしても完全移籍で獲得したくなるのがサポ心理。僕も「山中選手、帰らないで欲しいなー。SBと聞いていたけど、ジェフのどの選手よりも前目のポジションで期待できるじゃん」と心の中で呟いていました。


そんな折りに発生したのが、冒頭のヤフー・トップ入りした事件。なんと、サポーターが「300% ANTI KASHIWA」と書かれたタオルマフラーを山中選手に渡し、山中選手もそれに気づかないまま首にかけてインタビューを受けていたというのです。公式の発表には、ご丁寧に山中選手のコメントも載っており、「クラブからその話を聞くまで、全く気が付いていませんでした。柏レイソルは、僕を育ててくれたクラブですし、大事なクラブですので、そのような気持ちは全くありません。もちろん今はジェフの一員として、チームの勝利に貢献できるよう、精一杯頑張りたいと思います」とのこと。


なんでしょうね、この気分。まるで、自分の好きな子に憧れの人(仮にRさんとしましょう。)がいるので、その子の前でRさんの悪口を言ったら、「Rさんは、私に色々なことを教えてくれた大事な人なので、悪くは思えないわ」「もちろんあなた(僕のこと)もいい人だけどね」と言われてしまったような、やりきれない感じ。


タオルマフラーを渡したサポーターは、本当に余計なことをしてくれたと思います。


アンチ柏とか、世界三大カップとか、そういうプロレス的なノリも嫌いじゃないのですが、プロレスを真剣勝負と勘違いしてしまう人がいるのも事実。もう少し頭を使おうぜ、と思うと同時に、せっかく山中選手という若い逸材を今年は目の前で見られるわけだから、儚い夢と分かっていても、完全移籍の妄想をもう少しだけ長くさせて欲しかったなあというのが僕の意見です。